Tさんグループがやって来ました。
Tさんの所属していた山の会の方々には、随分四季を通じて来ていただいていました。
しかし会員の高齢化に伴い、何年か前に解散してしまったのです。
「お久し振りですね」と玄関で立ち話が始まってしまいました。
今でも少数ながら気の合う仲間達が山歩きを続けているそうで、まだ元気で体力のある方もいらしたのでなんだか嬉しかったです。

初日は蔵王の中央高原散策路を歩き、きょうは坊平の散策です。
生憎の天候ではありましたが、流れてくる冷気が気持ち良く、昔の記憶を辿ったり、植物の話に花を咲かせたり・・・
「この年齢になっても知らない事がたくさんあるのね」と目を輝かせていました。同感です。
この夏は背中を痛めて鬱々した日を過ごしていたTさんのようですが、栂池自然園に誘ったら顔がパッと明るくなったのだと同行の I さんが話していました。
「山登りはできないけれど、自然の中を歩くこういう楽しみ方もあるのね」と、Tさんはとても嬉しそうに話します。
お清水の森でおにぎりを食べて、ゆっくり、ゆったり楽しみました。
今回初めてのTさん家のお嫁さんには蔵王のお釜を見せてあげたかったのですが、お釜は雲の中・・次回の楽しみとしましょう。
私の森での収穫物です。
紅葉が坊平を通過中です。