昨年「虎毛山に行こう!」と先輩itaさんに誘ってもらったのですが、やっと行く日が来ました!
秋田県湯沢市秋の宮温泉の先から、車で入れる林道の一番奥の駐車帯出発です。
林道はもう少し続いていますが、このすぐ先の路肩が崩れています。
看板には「車両進入禁止」と書かれています。

林道を歩いて行きます。
林道を離れ急登が続きます。
途中ヒノキアスナロがたくさん見られます。
強風で倒れたヒノキアスナロも、次の世代が育っています。
自分達と重ね合わさりますね~私達は倒れたヒノキアスナロの方ですが....
急登が終わり高松岳分岐に来ると、虎毛山の頂稜が見えてきました。
頂上には立派な山小屋があります。到着は16時近くなっていました。
早速池塘散策です。
チングルマは終わっていましたが、ワタスゲが残っていました。
ウラジロヨウラクのローズピンクが鮮やかでした。
イワイチョウもありました。
鳥海山の方向に夕日が沈み始めました。
鳥海山の東面が見えています。
東面の手代林道をitaさんと3人でスキーの板を担いで歩き、大清水から登って滑り下りたのは21年前の事でした。
itaさんと私はまだ兼用靴を持っていない時で、スキー靴で歩くので足が豆だらけでした。
あの時の澄んだ青空と、雪に映えた新緑と、現れては消える真綿のような雲は、今でも脳裡に焼き付いています。
若かったね~


色々行ける時を調節しているうちに花が一番きれいな時期は過ぎてしまいましたが、この夕日が見られたので良しとしましょう。
山小屋は貸切で、楽しいおしゃべりに遅くまで花が咲きました。
翌朝は予報通りで、展望も期待できないので早朝に小屋を後にしました。
小屋の周りの灌木帯にはウグイスがたくさんいて、〝ねぼけまなこの独り言〟のような鳴き方が面白かったです。
幸いにも雨にも降られず下山しました。
途中、金山町で「
谷口がっこそば」の看板を見つけ早めのお昼にしました。
そばセットに付いてきた「揚げそばがき」が美味しかったです。
スタッフのお母さん達のお茶菓子の、もち米と小豆のスイーツもいただきました。
それは、私達より後に来たお客さんを、お茶時間でちょっとお待たせするのでお裾分けしたのがついでに私達の所へもまわってきたものですが、控えめな甘味が美味しかったです。
山形新幹線に乗るitaさんと新庄で分かれた後、尾花沢の田んぼアートに立ち寄りました。
「スイカ太郎」
「心が叫びたがってるんだ」
楽しい2日間でした。誘ってくれたitaさんに感謝です。