新緑に追われるように、 鳥海山に行って来ました。
湯ノ台林道は、荒木沢の先3つ目のカーブを越えた所まで入ることができました。
左から回り込んで右の雪渓上部まで・・・
雪渓上部から稜線に出て、行者岳から新山を目指しましたが、登山道を横切るほんのちょっとの急傾斜の雪渓が固く、断念しました。
今日のゲストは、ヒュッテハイジのスタッフ「クロスケ」。
年齢は私たちの半分以下!
スキーのイントラをしていますが、あの震災以来初めてのスキーだそうです。
今まで被災地に入り、石巻の渡波でボランティア活動をしてきました。
活動の様子は「ワタノハスマイル」をご覧下さい。
大滑降はあっという間に終了です。
この少し先から林道をショートカット、更に林の中を滑り、最後はスキーを担いで車を置いた所まで歩きます。
帰路、鳥海山荘に寄って汗を流しました。
滑り納めです。
主人は、脚の調子も良さそうで安心しました。
私は一年前の捻挫の後遺症がぶり返し中で厳しかったけれど、無事に行って来れただけで満足とします。
毎年お願いしている花農家さんの花は、物が良いのです。
でも今年は小ぶりで、いつも植えているプランターの分までありませんでした。
燃料不足だった震災の影響が、こんな所にも出ていました。
早いもので、新緑は中丸山の中腹を駆け登っています。
午前中ペンション村の男の人達は、ペンション内を流れる沢の掃除をしました。
主に倒木の撤去や藪の刈り払いです。
カッコーも鳴き始めました。
裏庭の巣箱は、今年はシジュウカラが使う事になったようです。
せっせと巣作りの材料を運んでいます。
久し振りに刈田岳まで行ってきました。
刈田リフトは原動機の交換工事で、7月1日まで運休です。
工事中は、シャトルバスもライザまでの運行となっています。
お釜の氷も殆ど解けていました。
水の色は渋い草色をしていました。
今年はお釜のライブカメラが始まらないので気になっていました。
いつも神社の売店の軒先にカメラがぶら下がっているのですが、有りません。
神社の人に聞いたら、風力発電の羽が壊れてまだ準備中なのだとか。
羽は強風で何度も壊れているそうで、厳しい環境がうかがい知れます。
運用しているのは、宮城県の蔵王町です。
鳥海山の笙ヶ岳に行ってきました。
登山口、鳥海山ブルーラインの大平まで高速を使って3時間です。
登りのルートに使った雪渓は、残雪は多いのに夏道が一部出ていました。
薄雲がかかりすっきりしないお天気です。
笙ヶ岳上空の環水平アーク。
初めぼんやりしていたのが次第にはっきりしてきて、5~6分で消えていきました。
太陽には暈もかかっていました。
笙ヶ岳は鳥海山の展望台。
皆、ゆったりとこの景色を眺めていました。
雨の心配はないけれど、鳥海山の上空には傘雲がかかっていました。
下りは、もう一本秋田寄りの雪渓を滑りました。
こちらは雪はずっとつながっていました。
登り口には、車が10台ほど止まっていました。
帰りはちょうど月山湖の噴水打ち上げ時間にぶつかりました。
高さ112mまで上がります。
ゆったりと時間の流れる一日でした。
月山へ行ってきました。
東北中央道、山形道の無料化によって、時間的に、金銭的にとても近くなりました。
弓張平へ来ると、月山、姥が岳、湯殿山が美しく望むことが出来ます。
新緑と残雪の風景は私の大好きな心休まる所です。
月山荘まで滑り降りてくる予定なので、車をここにおいて姥沢まではバスで行きます。
バスを待ってる間散策です。
地蔵沼のほとりには、紅いヤッケのお地蔵さんが半身浴中でした。
やがてやって来たバスは、私たち二人の貸切バス!
運転手さんに聞くと、昨日は混んでいたようです。
姥が岳の斜面には今までに見たことの無いクレバスが開いています。
あちらの斜面、こちらの斜面と無数にクレバスが開いています。
これはあの地震による影響のようです。
姥が岳の斜面にはロープトーも掛かっています。
例年より積雪はずっと多いので、当分楽しめるでしょう。
リフト上駅より月山を望みます。
山頂への稜線に数々の高山植物が咲き始める日も間もなくでしょう。
雪の消えた所から咲き始めるので、同じ花でもシーズンが長いことが嬉しい山です。
月山への稜線の途中にある金姥より湯殿山方面に滑って行きます。
姥が岳の東面は多くのスキーヤーやボーダーで賑わっていますが、西面に行く人は少なくとても良い所です。
春の風がとても心地よく頬をなでて行きます。
石跳沢を滑る背後に湯殿山がそそり立っています。いたる所にクレバスが口をあけています。
普段なら優しく見守っている山なのに、今日は今にも襲い掛かってきそうな怪獣に見えました。
石跳沢の流れが見え始めると、湯殿山もだいぶ遠くになりました。
沢沿いのブナ林を滑っていくと、次第に淡い新緑がまぶしく感じられるようになってきました。
もう、終点はまもなくです。
残雪の稜線を渡る風の音や、芽吹き始めたばかりのブナ林を通り過ぎてゆくやわらかい風の音や、谷川の清らかなせせらぎの音が身体の中を通り抜けて行きました。 hisa
ライザスキー場も見えます。右方には天元台、磐梯山も見えます。
見晴らしの良い小ピークまで行き大休止。
正面は大朝日、右側は小朝日、さらに右奥には月山、村山葉山が見えました。
今日は主人の六十何回目かの誕生日、誰もいなかったので大きな声でHappy Birthdayを歌ってお祝いしてあげました
さらに祝瓶の展望が良い奥ノ院まで足を延ばしました。
左後方には飯豊連峰が白く望めました。
今まで、長井の葉山は全体的に平らでどこが山頂なのかわかりにくいし、登ってみたいという登行意欲も湧かない山でした。
しかし、この時期の長井葉山は良い山でした。
360度の展望、標高が低い割には残雪も多く、登山道沿いにはイワウチワ、ショウジョウバカマ、カタクリ、イワナシ、タムシバなど春を代表する花が咲き誇っていました。
連休明けということもあるのでしょうが、行き会った登山者は一人だけ・・静かな山歩きを楽しみました。
石巻にお住まいの☆さんが初めてペンションに来て下さったのは、1979年2月でした。
それ以来32年の長いお付き合いになります。
震災後しばらく電話がつながらず、津波にやられたのではと心配していました・・・
今年も無事お逢いできた事は、なによりも嬉しいです。
広範囲で津波の被害を受けた石巻の中で、☆さんの居住されている所は幸運にも被害のない地域だったのだそうです。
ご家族も皆無事でした。
息子さん家族は福島原発の被災者となってしまいましたが、身を寄せる実家があったのは本当に良かったです。
☆さんご家族
地震、津波、原発事故・・・と、自分達の生きている間にこんなに大きな災害が起きるとは思いもよりませんでした。
被災地の復旧復興と、平穏な日々が一日も早く訪れることを祈っています。
4月28日に濃霧の中、蔵王エコーラインが開通しました。
29日は寒い一日でした。
古い山仲間、新潟のTさんが息子さん、娘さん家族を連れ立って泊まりに来てくれました。
3月11日以来のお客さんになります。
差し当たり2次被災者復興支援ですネ、 感謝 !
昨年はTさんと月山~肘折スキーツアーを共にしました。
今年も・・・と思っていたのですが、あの震災以来山スキーの時間は止まってしまいました。
昨日、今日と蔵王の山頂付近の天候や路面状況が悪く、蔵王エコーラインは通行止めとなっています。
また、開通しても5月10日までは夜間通行止めになっています。
通行止めになる時間は17時~翌朝8時まで、坊平高原の先から澄川スキー場入口までの山越え区間です。
どうぞお気を付け下さい。
例年お天気が良いゴールデンウィークは、お釜見物の為の駐車場空き待ちで、宮城県側が渋滞します。
今年は震災の影響でお客さんの出が悪いようですが、混雑はどうでしょうか?
17時に通り抜けられるよう余裕をもって通行してくださいね。
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Author:noguchi
pensionオーナー夫人
山が好き、花が好き、鳥が好き・・・
やっと自然を楽しめる年齢になりました。
オーナー(hisa)も投稿します。