山登りが目的でTさんグループがいらっしゃいました。
Tさんは今年85歳になりますが、月1度の山行を欠かしたことはなく、それもご自分で企画され仲間を募る、所属する山の会の中心人物なのです。
ペンションに来るようになってもう30年は過ぎました。
お孫さんとスキーに来られたり、もう蔵王の四季を知り尽くしている方でもあります。
初日は熊野岳から地蔵山へとスノーシューで歩きました。
三日前までは大きな厳冬期の樹氷でしたが、すっかりと春の景色に変わってしまいました。
御田の神付近の樹氷は健在でした
地蔵山からユートピアに向って樹氷の中を下るのは爽快そのものです
翌日は早めに出発し番城山に向いました。
Tさんの以前からの憧れの山で、山頂から蔵王のパノラマを見るのが夢だったのです。
スノーブリッジを渡るTさん
背の低い杉の林を抜けると昨日歩いた地蔵山から熊野岳が見えるようになりました。
急な支稜を登り、山頂への主稜線に出ると山頂は間近かです。
しかし、下山の時間を考えると帰りの新幹線に乗れなくなるので標高差で200メートルを残して降りることにしました。
山頂こそ踏めませんでしたが、2日間お天気にも恵まれ楽しんでいただけたようです。
皆さん、お疲れ様でした。
帰られてからメールをいただきました。
「いつもみたいな、ちんたら歩きとは全然ちがって
スリル満点、久しぶりに充実した2日間、
まだまだ、頑張れるとみんなも喜んでました。
かみのやま温泉はとてもいいお湯でした。ゆっくり温まって
疲れもとれ、寝て帰りました。¥150!なんてウソみたいです。
85にもなって我ながらもの好きだなぁと思います。」
元気の秘訣は好奇心でしょうか ^^
「80歳を過ぎてもあれだけ歩けるのはすごい!」と私たちはいつも話しています。
また遊びにいらしてください。お待ちしています。
樹氷と雪に戯れる目的でOさんグループがやってきました。
Oさんは山スキーの仲間で随分色々な所へ一緒に行きました。
最近はトレイルランに惚れ込み山野を駆け巡っています。
山岳耐久レース(はせつね)は10回の完走を成し遂げています。
1日目はクロスカントリースキーを楽しみました。
初めての方が多かったのですが、それなりに楽しんだようです。
元気な方々は夕食前にもう1度行きました。
2日目は刈田岳を目指してスノーシュー登山です。
健脚パーテイは私がご一緒して山頂に向かい、初心者パーテイはリフトトップで樹氷見学のあと女房と一緒にふかふか雪の森を下りました。
皆で記念撮影
今日はさえぎるものがない快晴、蒼い空に樹氷が一段と映えて、それはそれは美しく、皆さんの歓声が響いています。
もちろん山頂からは360度の大展望を満喫することが出来ました。
「札幌雪祭りの雪像みたい!」と、刈田神社の前での記念撮影 。
刈田岳
下りの途中の雪原の中で昼食をとり、午後の日差しを浴びた樹氷に別れを告げて、ブナの森をそれぞれ自由に新雪を楽しみました。
夕方からはもうひとつの目標、地蔵山の樹氷ライトアップの見学です。
私もご一緒させていただきました。
朝日連峰の彼方に沈んでいった落日、次第に夜の空に変わりつつある時の移ろいの見事さ、そして、カクテルカラーに染められた樹氷の数々、昼間とはまた異なるその神秘さに皆さんは感動されていました。
また仙台や山形市内の夜景や瞬き始めた星たちの姿もその美しさを競い合っているようでした。
天候に恵まれ計画を順調に消化したため、三日目はのんびり露天風呂に浸り、お蕎麦を食べて帰途につかれました。
皆さん有難うございました。 hisa
晴れました!
3日間のリフレッシュ休暇を使ってスキーを楽しんだNさん、最終日の今日は、半日滑って帰って行かれました。
荷物を宅急便で発送し、せっかくの晴天なので出かけることにしました。
ペア2を降りると、スノートレッキングから帰って来た人たちを見かけました。
今日は上にいった人もだいぶ多いようです。
ゲレンデトップから20分ほど登ると御田の神、避難小屋がだいぶ埋もれて見えました。
小屋の右奥に見えるのは熊野岳です。
刈田岳に着いた時には太陽がだいぶ傾き、お釜が影になっていました。残念。
できればゲレンデの営業時間内に戻りたいので、写真だけ撮ってそそくさと下山です。
1月に続いて再び孫とスキーをやりました。
1日目はホワイトアウト状態、そんな中をリフト30回は乗ったでしょうか。
結局営業終了までもくもくと滑っていました。
寒いとか、帰ろうとかは一切口にはしませんでした。
翌日は午前中は多少ガスは出たものの、やがてすっかりと晴れて気持ちのよいスキー日和、樹氷も一段と輝いています。
食事もとらず午後1時半までたっぷりと滑りました。
エコーラインコースも嬉しそうに楽しんでいました。
「さあ、帰るよ」と言うと、「まだリフト動いてるよ」と、まだ滑りたい様子、頼もしい限りです。
1月で6歳になったばかり、初めてスキーをやった5歳が昨年だったとは思えません。
中学生ぐらいになったら、月山や鳥海山から共に滑ることができるでしょうか。
それまで体力、気力を維持しなければいけない、蔵王爺ちゃん (そう呼ばれてます)です。
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Author:noguchi
pensionオーナー夫人
山が好き、花が好き、鳥が好き・・・
やっと自然を楽しめる年齢になりました。
オーナー(hisa)も投稿します。