裏庭の餌台にはヒマワリの種が少ししかありません。
もう虫が獲れる季節だから、鳥たちがたまに来ても気にしていませんでした。
今日はその虫が獲れなかったのか、アカゲラがヒナにヒマワリの種を割ってあげているのを見ました。
ヒマワリの種、食べるんですね~初めて見ました。
雨は一日降り続いています。
あどけないヒナが無事育つよう祈りたいです。
良く晴れました。
この晴れ間を使って、前から気になっていた五色岳から熊野岳に行ってきました。
五色岳は爆裂火口の火口丘で、お釜を囲むすり鉢状の一番高い所です。
車を刈田リフト下の駐車場に置き歩いて行きます。
リフト脇の登山道は、ハクサンチドリが見頃でした。
五色岳へは、まずお釜の淵に下りることから始まります。
お釜見物用の柵を跨いで尾根を下っていきます。
柵はコンクリート製の擬木で作られていますが、その尾根に出る所だけはロープになっています。
以前はロープも張ってなかったのですが、観光客の進入転落防止に配慮したのではと思われます。
トレイルラン用の靴で軽やかに・・と思っていたのですが、無造作に柵を跨いで足をついた時にひねってしまいました。
登山靴と違い足首を保護しないので、注意しなければいけませんね。
間近で見るお釜は迫力満点。
お釜の水の色は、いつになく黄緑がかった色です。
右側から取り付き、反時計廻りで登って行きます。
崖っぽくなっている所を登りきると、荒涼とした景色の中にコマクサがたくさん咲いていました。
いつも見ている景色の反対側からの眺め・・・
すぐそこに見える刈田岳ですが、五色岳にその賑わいは聞こえてきません。
お釜を半周して下りた鞍部には、小屋跡がありました。
友人から小屋があったと聞いて、エコーラインが出来る前はこんな所に小屋が必要だったのかと不思議に思っていました。
その後調べてみたら、「安斎徹蔵王火山研究所(観察小屋)跡」なのだそうです。
なるほど納得・・・そんな事を思いながら眺めていたらなにか気配が・・
後ろを振り返ってみたけれど誰もいません。
又音がしました。
土の上をなにかが落ちるにぶい音・・
良く見ると、小屋跡の向こうの崖を馬の背にむかって誰か登っています。
音はその人が落とした落石のようでした。
間違って登る所ではないので・・・そこを登りたくて登っているのなら心配いらないでしょう。
さて私は北の方へ向かって登っていきます。
現在の登山地図には載っていない道ですが、昔は家族連れも通ったしっかりした道だったようです。
右に回りこんでいく道は大丈夫だと聞いていたのですが、踏み跡程度の道はあまりはっきりしていませんでした。
所々にあるペンキの印に助けられて、上部岩場を右に巻いて現在通行禁止になっているロバの耳コース上部に出て熊野岳肩に向かいました。
コマクサはチラホラ咲いていますが、まだ早いですね。
ビンズイが賑やかに囀る馬の背を、のんびり歩きながら帰ってきました。
クロカンコース脇にあるアズキナシの木では、また蜂が巣作りをしていました。
よっぽどこの場所がお気に入りのようです。
蜂被害も耳にしていないので、あまり攻撃的な蜂ではないようですが・・・
さて、周辺の情報を聞くことができたのでお知らせします。
仙人沢観音滝に下りる階段は、昨秋再整備が完了しました。
ライザペアⅠリフト降り場付近から仙人沢に下りて行き(途中吊橋、中丸山コースを右に分ける)、この階段を下れば観音滝への最短コースとなります。
仙人沢遊歩道は、県から予算が下りないということで夏のシーズンを前にボランティアにて整備されていますが、滑落、落石の危険があるため十分注意して自己責任で通行して下さいとの事です。
深い谷へ下りて行きますのでヒールのある靴やサンダルは危険です。
特に雨上がりは滑りやすくなっています。
雨の日は行かない方が無難です。
御田の神湿原の木道は、森林管理署(営林署)の許可待ちだそうです。
早く許可が下りると良いですね。
坊平から刈田リフト下までの登山道で、壊れかけていた木橋は2箇所新しくしたそうです。
山は花がきれいな季節を迎えています。どうぞ気をつけてお出かけ下さい。
仙台へ波の子獲りに行ってきました。
坊平からシャトルバスで上山へ、上山から仙台行きのバスに初めて乗ってみました。
日曜日の日中とあってか上山から乗ったのは私一人、途中の芸工大で大学生が7~8人乗って高速道経由で一路仙台へ・・・
12分遅れの到着でしたが、それでも1時間35分ほど・・意外と早かったです。
翌日は曇りの予報だったのが早めに崩れてきてしまいましたが、とり合えず出かけてみると少々小降りに・・・
岩手100キロマラソン帰りの主人も合流しました。
冬の初めから調子の変だった足に直前まで迷いながらも出かけ、44キロでリタイアしてきました。
波打ち際の波の子貝を拾った後は目ぼしい所を掘って収穫・・
チビが寒いと言ったので1時間ほどで切り上げましたが、面白かったです!!
娘たちは、波乗りのついでに獲ってくるのだそうです。
たくさん獲れる時は、10分ほどでバケツいっぱいになるとか。
楽しかったので来年も・・・と娘に予約してきました。
さて、帰路は山越えで帰ってきました。
こまくさ平のコマクサは気の早いのがちらほら咲き始めていましたが、まだまだこれからです。
霧に霞んでいた御田の神は、チングルマが満開でした。
目印のようなものがありましたが、そこに木道が付けられるのでしょうか。
簡単な木道と聞いていますが、是非早めにお願いしたいですね。
今日山形も梅雨に入りました。
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Author:noguchi
pensionオーナー夫人
山が好き、花が好き、鳥が好き・・・
やっと自然を楽しめる年齢になりました。
オーナー(hisa)も投稿します。