今日は全員、スノーシューかカンジキを使用、1人でいらしたお恵さんとTさんのグループと一緒です。
昨日同様、快晴の早朝、動き始めたばかりのリフトで登り稜線へと向います。
この2~3日の暖かさで樹氷もぐんぐんやせてきています。
馬の背 熊野岳目指して
馬の背の稜線の道しるべのための丸太、普通2月ならば樹氷のようなのにまったく付いていません。
夕方のニュースで、今日は4月上旬から5月下旬の陽気だったと言ってました。
2月の稜線を上着なし、帽子、グローブ無しで歩いてるのですから。
熊野岳 遠く月山(右)、朝日岳(左)
熊野岳で360度のパノラマを楽しみ、中丸山へと向います。
ポピュラーなコースのライザから刈田、熊野岳はまったく潜りませんが、人が殆ど入らないこの稜線はズボズボと潜ります。
でもそれが又楽しいのです。
まもなく中丸山に到着しました。今回の最高齢のTさん(右から3番目)は84歳、それはそれはお元気です。
雪の無い時は何度も登っている中丸山ですが、冬に登るのがささやかな夢だったのです。
森林限界からブナ林に入り、でも、ずっとずっとラッセルは続きます。
下山口の蔵王ラインに着いたのは、リフトを降りてからちょうど6時間後でした。
「楽しかった~!」という笑顔が嬉しい一日となりました。
週間予報では雨マークが出てきてしまいました。
樹氷の写真を撮りたいと言っていた息子が、「最後のチャンスだと思う」というので、御田の神まで付き合うことにしました。
ライザ駐車場5時50分発、ゲレンデはちょうど圧雪が終わった所でした。
ヘッドランプをつけなくても大丈夫なくらいに明るくなっていました。
きれいに圧雪されたゲレンデを登り、新雪が積ったツアーコースを登って御田の神へ・・・
まだ樹氷たちは深い眠りからさめていないようでした。
夕方から晴れの予報だったので期待はしていなかったのですが、雲も流れていて少しは写真も撮れそうです。
避難小屋で時間待ちすることにしました。
中に入るとほわっと暖かい避難小屋です。
それでも小屋の中はマイナス9.5度。
暫くすると少し寒くなってきました。
鏡さんとは、今年1月にライザ~熊野岳~地蔵~放牧場まで(主人と)ツアーしました。
何年か前には、私達と月山~肘折スキーツアーにも一緒に行っています。
地区の消防訓練でも、いつもお世話になっている方です。
40分ほど待っていたら流れる雲の間から少し太陽が顔をだすようになりました。
しかしかなり冷え込んでいるため、撮影用に用意した薄手の手袋では凍傷になりそうなほど冷たい!
デジカメも、スイッチをいれても「ご臨終で~す!」と言わんばかりにさっさと電源がおちてしまいます。
カメラを温める手も凍りそう。
でも息子のデジイチは大丈夫らしく、主人から借りた手袋のおかげで無心に撮っています。
時間が来たので私はひと足先に帰ることにしました。
久々の早朝出勤、誰も歩いていない一番のりの御田の神はとてもきれいで良かったです!
もうだいぶ前から来ていただいているMさん、昨年Mさんの友人で韓国のTさん(水墨画の先生で日本に住んでいます)とスキーに来ていただきました。
そして、今回はTさんの叔母さんと息子さんが韓国からスキーにやって来ました。
でも叔母さんはスキーをやりません。
初日だけは樹氷見学でロープウエイで地蔵まで行きましたが、2日間はどこにも出かけない予定でした。
それで、スノーシューハイクにお誘いしました。
ふだんあまり運動はされてないということなので、小1時間の緩やかな雪原のハイクにしました。
新雪がきれいで気持ちが良かったです
美しい景色を見ると、「モッチニーダ!」と韓国語で教えてくれます。
リスの姿を見ると、「ターラムチーヌン!」雪の結晶は、「キョルチョン!」、うさぎの足跡を見つけると「トッキ!」、次から次へと、韓国語が飛び出してきます。
韓国語はまったく初めてなので、最初は何度か繰り返して頭に入ったつもりなのですが、次の言葉を言われるともうさっきのは忘れている始末です。
二日間、スノーシューハイクというより、韓国語講座?の屋外編でした。
出来の悪いオーナーですみません!
でも雪の上を歩くのは初めてだったそうで、とても喜んでいただき嬉しかったです^^
またいつかお逢いできたら嬉しいです。
有難うございました。 hisa
2日目で青い鳥コースへ
さすがスノーボーダーでサーファーの両親の子供だと・・・いや、なかなかの負けず嫌いきかん坊かもしれません。
でも、スキーが楽しいと思ってくれたのは、何よりも嬉しいことです。 hisa
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Author:noguchi
pensionオーナー夫人
山が好き、花が好き、鳥が好き・・・
やっと自然を楽しめる年齢になりました。
オーナー(hisa)も投稿します。