今年もキセキレイが、花の吊り鉢に巣を作って卵を温めています。
卵は6個。
裏のスキー室を出入りする時に、いつも目と目が合ってしまいます。
警戒して首をのばしている姿がちょっと滑稽で、「クスッ」と笑ってしまいます。
表のカラマツの木に取り付けた巣箱では、シジュウカラとヤマガラが小競り合い。
先にツバをつけたシジュウカラが勝って卵を温めています。
カッコウも鳴き始めました。
新緑は中丸山8合目付近まで登りました。
やっと落ち着いた気候になってきたでしょうか。
一時寒くて、室内から慣らしながら外へ出したつもりの鉢花が霜でやられてしまいました。
芽を出したばかりのウドも霜でやられたのを見て、20日に予定していた地区の花植えは一週間延期しました。
今週の予定がなくなったので、主人は以前から温めていたランニングの旅に出ました。
コースは群馬県の沼田からR145号を走り、長野原~軽井沢~佐久~清里~韮崎まで。
今日3泊4日の旅を終え韮崎ゴールの連絡がありました。
帰ってきたら旅の話を聞くのが楽しみです。
蔵王のお釜には、まだ氷が残っていました。
お天気はそんなに悪くなかったのですが、宮城県側は雲がかかっていました。
なかなか一日すっきりと晴れません。
スミレはその辺にいっぱい咲いているし、種類もいっぱいあって覚えきれないから、み~んなまとめて「スミレ」でいい。
そう思っていたのですが、お客さんが「テングスミレ」がたくさんあったと喜んでいたと聞いて早速写真に撮ってきました。
ナガハシスミレ(テングスミレ)
たしかに天狗の鼻みたいなのが見えますね。
とても分かりやすい名前だけれど、「尻尾を立てたような」という形容の方が可憐な感じがするのは私だけでしょうか。
園地のあちこちにたくさん咲いています。
一方主人は、ザックを背負って走りに出かけました。
エコーラインを下り、蔵王ラインを走り、途中から県の元放牧場へ・・・
遠くに見えるのは大朝日岳
今までは放牧地だったので、緑の季節に入ろうなんて思ってもみなかったのですが・・・
牧草地の中の舗装された道を走っていると車が登って来て、「採れましたか?」と声をかけてきたそうです。
「いえ、山菜採りでなくランニングです」と主人。
車の人たちは放牧地の管理をしているようで、見回りに来たようでした。
「熊に注意して下さい!」と言われたそうで、「やっぱり出るんだ」と改めて思いました。
3月にスキーでツアーして来た時に、熊の足跡を見た事があったのです。
熊には会わなかったけれどタヌキに会いました!
この放牧地がどうなるのか気になっていたので聞いてみたら、「誰か使う人を探している」とのことだったそうです。
荒れ野にならないことを祈ります。
Author:noguchi
pensionオーナー夫人
山が好き、花が好き、鳥が好き・・・
やっと自然を楽しめる年齢になりました。
オーナー(hisa)も投稿します。